フリゲとsteam一言レビュー

レビューのないゲームより、一言でもレビューのあるゲームの方がとっかかりやすい。

はじめに

 

フリーゲームの短い感想を書き連ねるブログ。
たまにsteamゲー。
基本的に文章のみで、あっさりと。

レビューの有るゲームとレビューの無いゲームだったら、前者のほうが敷居が低いと思うんです。
誰かのフリーゲームの取っ掛かりになれたらこれ幸い。

なにかあればブログかツイッターに連絡下さい。

twitter:https://twitter.com/Sugitannn

【steam】返校 Detention

≪タイトル≫ 返校 Detention(へんこう でぃてんしょん) 

≪ジャンル≫ ホラー探索ADV

≪日本語化≫ 可

≪お値段≫  1180円

≪一言≫   深く悲しいストーリー 戦時下の台湾の雰囲気が独特で良い

«ストアページ» Detention on Steam

 

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放課後の学校を彷徨う探索ADV。怖かったです。

男子学生・ウェイは授業中に居眠りをしてしまう。目が覚めたら外は暗く、何やら台風警報のためみんな帰ったらしい。

確か眠る前、授業中のイン先生をバイ教官が連れて行って……バイ教官は元軍人の、恐ろしい教官だ……とりあえず僕も帰ろう。

近道である講堂を通った時、一人の女学生が舞台上の椅子に腰かけて眠っているのを見つける。

ウェイは女学生・レイを起こし共に学校を出ようとするのだが……

といった導入。

 

軍事下の台湾にある学校を舞台にしたゲームで、当時の弾圧的な窮屈で陰鬱な世界観を垣間見ることができます。

例えば反共産主義的読書は禁止、勉学に励め、違反行為は速やかに密告せよ……

そんな閉塞的な学校空間で起きた悲劇。

ストーリーが非常に素晴らしかったです。

エンディングは2種で、是非どちらも見てください。(BAD→TRUE推奨)

エンディングと実績コンプで4時間程度でしたが、プレイ後の心に残るこの重み。

プレイしてよかったなあと思える作品です。

翻訳は信頼と実績のPLAYISM。

ホラー探索ADVで、探索部分の謎解きは攻略無しでもなんとかなるくらい。

ホラー部分は、ホラー苦手の私は結構悲鳴をあげながらプレイをしていましたが、びっくり脅かし系やおいかけられ系は中盤まで。後半は精神的なホラーに移行していきます。

グロ表現もマイルドなので、気になってるけどホラー苦手……という方は前半を耐えられたら大丈夫。

最後までプレイしたら前半部のホラー表現もこのゲームには必要だったんだなと納得できると思います。

 

考察がはかどるゲームで、かなりしっかり示唆してくれるので終わり方にもやっとすることはありませんが「あれはどういう意味だったのかな?」「あれは暗示だったのかな?」など考察が止まりません。

記事後半に私なりの考察を載せておきます。

サントラは怖い音楽がたくさん、一部切ない音楽といった感じ。

しばらくホラー系動画のBGMには困らんね。ちなみにラジオの音楽は未収録です。

雰囲気・シナリオ・音楽がマッチして本当に怖い。

気になったらぜひ。

 

以下考察のため記事折り畳み。

 

 

 

 

 

 

 

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【フリゲ】カリスは影差す迷宮で

≪タイトル≫ カリスは影差す迷宮で

 

≪製作者≫  響庭淵 様

≪ジャンル≫ リソース管理遺跡探索RPG

≪ツール≫  RPGツクールXP

≪一言≫   練られた世界観 探索好き向けのダンジョン

≪DL≫    カリスは影差す迷宮で:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]

 

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エロゲじゃないです。

考古学者の男性であるキースが、依頼を受けるところから物語は始まる。

表向きは遺跡の調査、本当の目的は同行者である獅子魔術師カリスの暗殺。

キースは遺跡の仕掛けや魔物を利用し、自分を護衛してくれているカリスを殺さねばならない。

しかし、わざわざ暗殺という体を取るのはなぜなのか?

これは何か陰謀であり、自分はそれに加担してしまっており、もう後戻りはできない……

 

カリスを生かすも殺すもキース次第です。

キースはカリスを弱らせつつ遺跡の探索もしつつ物語の真相へと近づいていきます。

・カリスは治癒魔法を持っていない

・30日の日数制限

・探索は一日一回のみ

・古文書の解読や鍵の作成も時間がかかる

などリソース管理が大切なRPGです。

といってもガチガチではないので無駄遣いしなければ大丈夫。

このゲーム部分も面白いのに、世界観、そしてキャラクターもとても素敵です。

世界観は難解。

好きな人はとことん好きだけど、ややこしいので投げる人も多いかと思います。私は好き。

そしてキャラクター。

カリスはもうおっぱいって感じですがそんなにおっぱいいじりがない。

サバサバしており、ちょっと天然で可愛い。強いしいい子。

キースはもう層に本当に刺さると思う。

ひ弱な考古学者だけど探求欲と良心どちらも強く、こちらもサバサバしているが学者肌特有の天然を発揮している。

二人の会話イベントがたくさんあるのですが、世界観を深めるものから二人の仲を深めるものまでさまざま。

遺跡で手に入れたアイテムで起こるイベントもある。

ぜひ猫耳と兎耳は持って帰るように。

フリゲの男性キャラではトップレベルにキースが好きです。

頼むキース本当にいいから気になったらプレイしてください。

 

探索も良い感じのボリュームで、隠された通路やアイテムを見つけた時はテンションが上がります。

ただ一部わかりずらくて難しかった。

遺跡物コンプも楽しいし、いかに短時間でクリアできるかとかも楽しいです。

なおマルチエンディング制。

がっつり遊んで5時間前後。

ちょっと絵に抵抗があるかもしれないけど、カリスはとてもおとなし(?)可愛いです。

気になったらぜひに。

【steam】Stray Cat Crossing

≪タイトル≫ Stray Cat Crossing(すとれい きゃっと くろっしんぐ)

≪ジャンル≫ 探索ADV(微ホラー)

≪日本語化≫ 不可

≪お値段≫  298円(サントラ付き!)

≪一言≫   良雰囲気良BGMの切ない考察ゲー

«ストアページ» Steam:Stray Cat Crossing

 

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まあ見なよ、このビジュアルを。

私はこのビジュアルとゲームPVのテーマソングで購入を決めました。

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ほれ。

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ほれ!

圧倒的世界観!

 

繊細に描き込まれたドット絵。

不気味なのにどこか愛おしいキャラクター、雰囲気。

そんな世界にマッチしたBGM。なんとサントラが付いてくる。スマホに入れました。

主人公である女性は「Cat」と名乗る迷子と思しき少女に出会う。

彼女は寒がる少女にスカーフを巻いてあげ家まで送り届けるが、少女はスカーフをしたまま家に入ってしまう。

そのスカーフは女性にとってとても大切なものなのだ。

彼女はスカーフを返してもらうため、Catを追って家へと入るが……といった導入。

一般的な探索ADVで、謎を解きながら物語を追う。

ホラー演出もありますが、軽めなので苦手な人でも大丈夫。

最初は強烈なビジュアルにギョッとするかもしれないけれど、どんどん愛おしくなってくると思います。

全編英語ですが、そこまで難しくないので何とかなるのではないでしょうか。(一部砕けた表現?の所はよくわからなかった)

記事の後半に一部ヒントを載せておきます。

 

ビジュアルに惹かれたのなら買い。

 色んな考察のできるゲームなので、是非もっと広まって欲しい。

よろしくお願いします。

 

以下攻略ヒントと考察のため折り畳み。

 

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【steam】Doki Doki Literature Club

≪タイトル≫ Doki Doki Literature Club(どき どき りてらちゃー くらぶ)

≪ジャンル≫ ギャルゲ―

≪日本語化≫ 不可

≪お値段≫  フリー

≪一言≫   オーソドックスな海外産ギャルゲ just Monika

«ストアページ» Doki Doki Literature Club! on Steam

≪注意≫   小さなお子様や、傷つきやすい人はプレイを控えてください

       13歳以上推奨です

 

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オーソドックスなギャルゲ。

steamですがフリーです。

あなたはお寝坊さんな幼馴染・Sayori(SS一番左)に連れられLiterature Club(文芸部)へクラブ見学に訪れます。

なんとそこは!可愛い女の子でいっぱい!

おせっかい焼きでクラブのムードメーカー・Sayori、お菓子作りの得意なツンデレ系後輩・Natsuki(ピンク髪)、引っ込み思案でシャイ・Yuri(紫髪)、そして文武両道クラスのマドンナ・Monika!(一番右)

新メンバーを探しているという彼女らに折れ、あなたは部員に。

彼女たちとのドキドキな生活が始まる――!

 

とても面白かったです。

女の子たちがみんな可愛い!

本当に日本のギャルゲをベタに行く感じで、本文はすべて英語ですがたまに日本語がでてきたり、教室に貼ってあるポスターの文字が日本語だったりします。

フリーとは思えない文章量です。

故に英語が苦手な人には少しきついと思います。

ただ会話中の単語で大意はとれます。

気になっているけど英語がネックで……という場合はとりあえずさらさらっとプレイしてみると良いと思います。

私は英語がそこまで得意ではなく、前半は頑張りましたが後半はさらさらっと読んでいました。それでノーマルエンドまで約10時間。

エンディングは2種類です。

なお、スタッフロールが流れたものがエンディング扱いとなります。

 

……ん?

なんでそんなよくあるギャルゲをレビューしたのって?

13歳以上推奨って何?エッチなのって?

そういう年齢指定じゃないよ!肌色成分はほっとんどないからごあんしん!

つまり!!

ネタバレを踏む前にプレイしようっていうやつだ!!!

かなり作りこまれており、秀逸。

SNS等でネタバレを踏む前にプレイしてみてください。

英語に疲れちゃうかもしれませんが、とりあえず最後までプレイしてほしい良作。

 

以下、スペシャルエンド到達方法と雑記のため折り畳み。

ノーマルエンド到達後に読んでね。

 

 

 

 

 

 

 

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【フリゲ】王女様と薔薇の騎士

≪タイトル≫ 王女様と薔薇の騎士

 

≪製作者≫  RPG探検隊 様

≪ジャンル≫ 百合的ロマサガ風閃きサイドビュー隠し通路夜這い推理ハイテンポRPG

≪ツール≫  RPGツクールVX

≪一言≫   めちゃくちゃ面白い 戦闘・ストーリー・ギミック、全てが高水準

≪DL≫    王女様と薔薇の騎士の詳細情報 : Vector ソフトを探す!

 

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ツクールVXってこんなこともできるんだなぁ、としみじみ思うゲーム。

王国の騎士団長だったガラテアは、ある日突然プリンセスガードを任命される。

強引な姫に呆れつつも命をガラテアは受けるが……

終始ユーザーインターフェースが素晴らしいゲーム。

移動速度は常に高速。

戦闘はドットが動くのにとてもスムーズでスピーディ。

何よりキャンセルボタン一つで前ターンの行動を繰り返すのがとても画期的。

ロマサガよろしくサイドビューの戦闘、戦っているとランダムに武器ごとに決められたスキルを閃くぞ!

経験値の気前も良く、私は結局全員レベルとステータスをMaxにして裏ボスまで撃破しに行きました。

RPGとしてとても『気持ちがいい』つくりをしているのですが、ADVとしても『気持ちがいい』ぞ!

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百合だ!!!!!!!!!!!!

主人公であるガラテアは、スタート時は生真面目でノーマルな騎士団長さま。

しかし、百合っぽい選択肢(SSなら下の選択肢)を選ぶと百合度が上がる!

どんどん言動が過激にどうしようもなく!!

ちなみにSSでは既にメイドを口説いてきたので百合度が上がっています。

そう……姫様も!騎士団員も!メイドも!メイド長だって!口説ける!!!!

夜這える!!!!!!!!

そんな百合だー!と大はしゃぎするプレイヤーをガツンと殴るのは起承転結のしっかりしたストーリー。

ゲームシステム、キャラクター、ストーリー全てが魅力的です。

サクサクプレイして三時間程度。

私は初回は百合度を上げずに進め、二周目は百合度Maxまで上げ裏ボスもやりました。

とてもテンポが良くストレスフリーなのでずっとプレイしていられます。

ぜひ。

【アナログゲーム】Once Upon a Time【番外編】

今回は番外編。

たまにはアナログゲームの紹介を。

『Once Upon a Time』(わんす あっぽん あ たいむ)

日本語にすると「むかーしむかし」といったところです。

 

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もうパッケージがめちゃかわ。

カード一枚一枚もめっちゃくちゃ可愛い。

これは最初に手札が配られて、その手札を一番最初に無くした人が勝ちというオーソドックスな勝利条件のカードゲームです。

「むかーしむかし」

そう、昔話やおとぎ話の導入。

このゲームは手札でオリジナルの物語を紡いでいく変わったカードゲームなのです。

プレイヤーにはそれぞれ「おひめさま」「森」といった人物や場所などを表すカードと(スクショ上部)、一枚の結末カードが配られます(スクショ下部)。

プレイヤーは最初に提示された導入にカードをかぶせ、ワンセンテンスの物語を紡ぎ、自分の持つ結末へと導いていくのです。

これがめちゃくちゃ面白いんです。

4,5人くらいでプレイするのをおすすめします。

もう物語がとんでもないことになる。

例えば『そして盗まれていたものを、もとの持ち主に返しました』という結末に繋げたいので、途中で大切なものを人物に盗ませるとしましょう。

なんとか次の自分のターンまで持ちこたえてくれるかもしれない。

しかし大体途中で誰かほかの登場人物が壊すだの、無くすだの、実はそれは呪われたアイテムだったなど、思い描いていたはずの筋書きは往々にして無残な姿になります。

でもそれが面白い。

予想外の展開にもっていかれても慌てないで。

なんとか手持ちで軌道修正できないだろうか。

臨機応変に対応できないだろうか。

っていうかよくそんな展開思いついたなめっちゃおもろいやんけ。

このゲームの勝利条件である手札を全て無くし、結末を語ることですが、その結末への持っていき方でいいかの判断は卓を囲んでいるプレイヤーに委ねられています。

あまりにくるしいオチの付け方なら納得してくれないでしょうし、逆に納得さえさせればいいのです。

今までの伏線を拾ったすっきりする終わりでもいいし、急展開だけれど面白いからOK!と周りを納得させられる終わりでもいい。

プレイのたびに唯一無二の物語が紡がれます。

 

現在は基本パックの他に拡張パックも登場。欲しいなあ。

イエローサブマリンのようなアナログゲームを取り扱うショップや(TRPGコーナーや卓ゲコーナーに置かれていることが多い)、ネット通販で手に入ります。

ゲームも面白いし、インテリアとしても可愛い。

気になったらぜひ~。