【フリゲ】神林家殺人事件 - フリゲとsteam一言レビュー

≪タイトル≫　神林家殺人事件

≪製作者≫　　鳥籠　様

≪ジャンル≫　推理ＡＤＶ（微ホラー）

≪ツール≫　　ウディタ

≪一言≫　　　最後の伏線回収と、わかる人にはわかる小ネタが秀逸

外界との連絡手段の立たれた館の中で、不可解な殺人事件が起こる。

一人、また一人と死んでいく。

犯人は誰なのか？

そのヒントはゲーム内にすべて提示されているので、プレイヤー諸君にはその犯人を当ててほしい。

そんなゲーム。

同作者様の『何も事件は起こらなかった』が面白かったので代表作であるこのゲームもプレイ。

とても面白くてよくできていたので是非プレイしてほしい。

推理モノで、じっくり考えて3時間程度で真相に辿り着けるでしょう。

ＡＤＶの形式をとっている『かまいたちの夜』みたいなものでしょうか。

情報を集めるために同じ場所を何度も行き来しなければならないけれど、移動が速かったり同行者がコロコロ変わりセリフの変化もあるので飽きがこない。

たくさん登場人物がいるのに自然と顔と名前が一致する。

そしてミステリィ好きのオフ会という始まりなので、結構深いミステリィ話が出てきて、それを読んでいるだけでも面白い。

友人と情報を整理してやんや言いながら推理するのはとても楽しかったです。

シリアスだけでなく適度にギャグが織り込まれているのも◎。

わかる人にはわかる小ネタがちりばめられています。

また、少しでもいいからミステリーのお約束・常套手段といったものを知っている方が楽しめるのではないでしょうか（名探偵コナンや金田一少年の事件簿などでもＯＫ）。

全てがミスリードに見えてくる。

特に『かまいたちの夜』を知っている方はニヤニヤできるんじゃないでしょうか。

さあ、キミも推理、しよう！

以下、エンディングに関するネタバレが含まれるため折り畳み。

エンド0はご覧になられましたか？

エンド1を見た後にすっきりしなくてＥＤ虱プレスしてて、諦めかけた時にたまたま見れて驚きました。

何も事件は起こらなかったで第四のＥＤが警戒されていたのも頷ける展開。

新作が出たら絶対プレイしようと思います。