【フリゲ】kEEpsAkE
≪タイトル≫ kEEpsAkE
≪製作者≫ 手羽先6秒 様
≪ジャンル≫ 推理
≪ツール≫ ウディタ
≪一言≫ 相手の発言の矛盾を突くゲーム キャラクターが個性的
≪DL≫ kEEpsAkE:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
目を覚ましたらよくわからない場所にいた主人公の男の子・デテルくん(ドM)。
扉を抜けたらなんかバグったお姉ちゃんがいる。
この世界から抜け出すにはバグ姉を完膚なきまでに論破せねばならない!それは違うよ!
なゲーム。
お姉ちゃんが発言するので、それに対してアクションを起こし、お姉ちゃんを論破する。
推理ゲームといっても簡単なもので、サクサクテンポよくプレイできます。
ドギツイ極彩色チックなビジュアルはもちろん、登場人物が個性的。
デテルお前だよ。
短いながらもオチがしっかりついており、とても面白かったです。
同作者さんの他の作品もプレイしてみようと思いました。
お姉ちゃんは素敵なお姉ちゃんだなぁ。
15分ほどですっきりクリアできるのでぜひ!
さあ、キミもバグ姉とお話し、しよう!
【フリゲ】ボス恋
≪タイトル≫ ボス恋
≪製作者≫ gorira 様
≪ジャンル≫ 乙女ゲーム
≪ツール≫ ティラノビルダー
≪一言≫ ボスモンスターと恋する変わった乙女ゲーム
≪DL≫ 「ボス恋」〜RPGのボスモンスターと恋愛する乙女ゲーム〜:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
ボス恋はタイトルの通りRPGのボスモンスターと恋する乙女ゲーム。
出てくるキャラグラは「あ、これダンジョンで倒したことある!」という感想を持つ前代未聞ぷり。
ヤバさが伝わっただろうか?
私の一押しはこの鮮血くんである。
一見ただの元気バカだが、彼は種族的に特異体質をもっていて…?
ゲームシステムはオーソドックスな乙女ゲーム。
攻略可能モンスターは三種で、各キャラ30分程度程。
元気バカ鮮血、ツンデレ風紀委員パソモン、ひ弱ネガティブ破壊神くん。
禍々しい姿の破壊神との戦闘中に、なぞのボスモンスター育成スクールに飛ばされた女戦士が各モンスターと恋愛するという内容だが、程よい甘酸っぱさ、女戦士のサバサバっぷりから乙女ゲームが苦手な人でもプレイしやすいと思う。
私は乙女ゲームがどうしても気恥ずかしくてプレイを途中で投げてしまうのだが、ボス恋は女戦士がクールで最後まで全ルートプレイできた。おすすめ。
文章は全編通して謎の力強さがあり、私は高橋邦子RPGを思い出した。
ちなみに各ルート、入りたいルートのキャラクターの選択肢を全て選べば入れるのでご参考ください。
短いながらも甘酸っぱい思いができます。
興味が出たら是非プレイしてみよう!
さあ、キミもボスモンスターと恋、しよう!
【フリゲ】save
≪タイトル≫ save(せーぶ)
≪製作者≫ あたりめ 様
≪ジャンル≫ RPG
≪ツール≫ RPGツクール2000
≪一言≫ クトゥルフ神話モチーフなのに邪神が可愛らしい
バリッバリにクトゥルフです。でもクトゥルフ初心者にもおすすめ。
クトゥルフ神話物なのでおぞましくて救いがなくてグロテスクで怖いんでしょ?
そんなことはないです!あ、救いがあるかは個人のとらえ方によりますかね!?
saveにでてくる邪神や異形は、とっても可愛い!
自作されたドット絵なのですが、それがめちゃめちゃ可愛い。
性格まで可愛いかは個人のとらえ方によりますかね!?
とりあえずビヤーキーとショゴスは天使ですよ。いや私別に発狂してないです。
ゲームはオーソドックスなRPGで、マルチエンディング。
大筋のシナリオがあって、そこへ至るまでにいくらかの小シナリオがありますがどれも物悲しい。
主人公はか弱い人間なのでレベルアップでステータスは上がりません。
なのでショップでドーピングすることで強化をするのですが、強化担当は二人いて、それがこの黒服の男と格闘家の男。
どちらを利用してもいいし、どちらも利用してもいい。
私は黒服の男推しなので黒服ぶっぱしましたが……
邪神から眷属までいろいろ出てきます。
それらのドット絵が本当に素敵。
ドット絵なのに細部まで表現されていて、ちょっとポップだけど名状しがたく畏敬の念を抱かざるを得ない。
クトゥルフ神話が好きな方はもちろん、クトゥルフ神話に触れてみたい方、ストーリーの考察が好きな方は是非どうぞ!
ちょっぴりグロテスクな表現も出てきますが怖くないですし、ホラーゲームではないので脅かしとかはないので苦手な人も安心してやろう!
さあ、キミも黒服ドーピング、しよう!
【フリゲ】クトゥルフの弔詞
≪タイトル≫ クトゥルフの弔詞(くとぅるふのちょうし)
≪製作者≫ 猫ノ事ム所 様
≪ジャンル≫ ノベル
≪ツール≫ 吉里吉里
≪一言≫ ぐいぐいと引き込まれ一気に読んでしまうシナリオ 特にクトゥルフ初心者にお勧め
≪DL≫ クトゥルフの弔詞 〜夢声慟哭〜の詳細情報 : Vector ソフトを探す!
ここ数年かなりメジャーになってきたクトゥルフ神話。
「気になるけどどこから入ったらいいかわからない……」そんな方にお勧めなのがこの『クトゥルフの弔詞』。
クトゥルフ神話を詳しく知りたいのなら原典の小説を読むのが一番ですが、とにかく読みにくい。
図書館に行けば置いてあるでしょうが、とにかく文章が難解でひねくれていて読みにくいのです。
ですがこのゲームはそんなよみにくいクトゥルフ神話をベースにし、雰囲気もたっぷりなのにとても読みやすいのです。
ノベルゲームが苦手な人でも苦痛ではないと思います。
儲からない探偵をしている主人公のもとに送られてきたのは9つのメモが入ったフロッピーディスク。
このメモを書いた人物を探し出してほしいという言葉とともに、手付金が入っていた。
主人公は手付金のあまりの額に、渋々調査をするが……といった導入。
この9つのメモが、少しビジュアルが凝っていて面白いんです。
メモの内容も、クトゥルフ神話を知らない人なら「どういったことなんだろう」と先が気になりますし、知っている人なら「あの邪神やな」とニヤニヤします。
ゲームを進めていると、盛り上がるシーンでテキスト入力を求められることがあります。
その答えはクトゥルフ神話を知らなくても、ゲームをプレイしていれば自然とわかるようになっています。
平凡な日常がじわじわと何かに浸食されていく恐怖。
目まぐるしく変わる状況。
夢か現かもわからない冒涜的な惨状。
クトゥルフ神話の醍醐味が短い時間にギュッと凝縮されており、それでいて難解ではないのでクトゥルフ初心者の方にぜひプレイしてほしい作品です。
3時間程度でクリアできると思いますが、クリックする手が止まらない。
え?プレイしてみた?
ラストの解釈がわからない?
○○○って単語はどういう意味なの?
もしも気になったのなら、是非調べてみてください。
そうしてずるずると他のわからなかったことなんかを調べていけば、ようこそクトゥルフ神話の世界へ。
クトゥルフ中級者としての一歩を踏み出したわけです。
さあ、キミも訪求、しよう!
【steam】The Count Lucanor
≪タイトル≫ The Count Lucanor(ざ かうんと るかのーる)
≪ジャンル≫ ホラーADV
≪日本語化≫ 可能 公式で対応しています
≪お値段≫ 980円
≪一言≫ ちょっと残酷なおとぎ話
The Count Lucanorはゼルダの伝説・ゆめにっき・サイレントヒル・ダークソウルなどの名作の影響を受けて作られたゲーム(公式ストアページ)。
個人的には2D時代のゼルダ要素が強くて、次いでサイレントヒルの雰囲気といった感じでした。
のどかな風景。
主人公のハンス少年は折角の誕生日なのに、父が戦争に行って以来生活が苦しい故ケーキもおもちゃもなかったことに拗ねて家出をする。
ハンス少年。
少年です。
ハンスくんめちゃめちゃ可愛いんですよ。
ところどころドットのアニメーションが入るんだけど、とても美麗。
マップのドットも細かくてかわいい。おとぎ話みたい。
おとぎ話みたい。
お前またこのパターンかよ。
私こういうタイプのゲームが好きなんですね。
ハンス少年の世界は突然おかしくなる。
そして彼は見慣れないお城につき、奇妙な生物に跡継ぎを探していると告げられる。
跡継ぎになるための試練をクリアすれば伯爵の莫大な財産が手に入る……
こうしてハンス少年は罠がいっぱいのお城の試練に挑戦するのです。
そのお城の試練というのがアイテムを使いながら進んでいく、2Dゼルダ(SFCやGBゼルダ)要素を感じる。
でもゼルダを期待して買うと拍子抜けすると思うのでゼルダだと思って買わないのが吉。
個人的にゲーム部分はひねりがなく、ちょっと不便なところもありゲーム性としては普通。
ステルス要素もありますがゴリ押せます。
最初は怖かったんですけど慣れたらなんてことないのでホラー度も低め。
慣れてきたころに鈍器で殴られたような展開でしたが。
マルチエンディング方式で全部でEDは5つ。
最後で分岐するのみなので、最後の方のデータを残しておけば3~4時間でコンプリートできると思います。
全実績解除は2周必要かな?
途中までは70点くらいかなー、と思いながらプレイしていましたが、最後の方の展開がかなり好みで80点くらいです。
ドット絵なのでそこまでですが、ホラー・グロ要素があるため「ほんとに怖いの無理!」って方はご注意。
私は怖かったです。
ちょっぴりフォントの都合で読みづらいのですが日本語ローカライズも全然おかしくないですし、興味が出れば是非!
美麗ドットアニメーションは本当に素敵ですし、おとぎ話のようなストーリーも素敵です。
たまーに50%オフやってるので、さあとりあえずウィッシュリストへ!
さあ、キミも魂をセーブ、しよう!
【フリゲ】いただきます
≪タイトル≫ いただきます
≪製作者≫ JK 様(?)
≪ジャンル≫ ADV(ノベルに近い)
≪ツール≫ RPGツクール2000
≪一言≫ 電子ドラッグ 狂気 電波 なのにどうして切ないのか
≪DL≫ VIPRPG@Wiki - いただきます(上部のダウンロードページから)
≪注意≫ 過激な表現が多々でてくるので、高校生以上推奨だと思います
VIPRPG作品ですが前知識は必要ありません。
ネタバレをせずに、是非初見でどうぞ。
全ED(BAD3、TRUE1)回収に2時間かかりません。
いただきますは、最初はよくあるADVだと思うでしょう。
記憶喪失の主人公が何かの施設に入り、施設の人たちと生活を共にする。
2日目からが狂気。いや初日の選択肢の時点でだいぶ電波。
狂気に狂気が重なってもはや狂気が普通になってくる。
とても異常な光景なのに謎の日常感。
生活を共にする人々は曲者ばかり。『教授』はまともかも。
みんな変なんです。変なのに愛おしい。
私はMr.ベントラーが好きです。
狂気と電波しか言ってませんが、少しでも興味を持ったら是非プレイしてみてください。
ただし、生理的嫌悪感をもよおすそこそこショッキングな内容が多々含まれるため、そういったものに耐性があるよ!と覚悟をした上でプレイしてください。
またとある理由により親御さんの前でのプレイはお勧めしません。
ゲーム内容としてはR15~R18あたりだと思います。
私は初めてプレイしたとき大変衝撃的で、また「フリーゲームはこうあるべき…!」と感動しました。
こういったフリーゲームならではな作品大好きです。
さあ、キミも受信、しよう!
【フリゲ】declare & withdrawal
≪タイトル≫ declare & withdrawal
≪製作者≫ エルナミ 様
≪ジャンル≫ ADV
≪ツール≫ ウディタ
≪一言≫ 考察ゲー それぞれ3つのEDがあるので全EDを見てから考察しよう
≪DL≫ declare:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
declareをプレイ後にwithdrawalをプレイされることを推奨します。
どちらも非常に短く、10分程度でクリアできます。
どちらもEDは3つあるので、計6つのEDから物語を考察するのがメインだと思います。
declareが問題編、withdrawalが解決編といった感じで物語の真相は一応明かされますが、なんかまだ裏がありそうだなと思います。
でもその”裏”に確証が持てない……どなたか考察聞かせてください。
私はdeclareのあるEDを最後に見てしまったものでだいぶ考察がぐちゃぐちゃしてます。
ゲーム自体は短いので、是非プレイしてみよう!
さあ、キミも宣言、しよう!