【アナログゲーム】Once Upon a Time【番外編】
今回は番外編。
たまにはアナログゲームの紹介を。
『Once Upon a Time』(わんす あっぽん あ たいむ)
日本語にすると「むかーしむかし」といったところです。
もうパッケージがめちゃかわ。
カード一枚一枚もめっちゃくちゃ可愛い。
これは最初に手札が配られて、その手札を一番最初に無くした人が勝ちというオーソドックスな勝利条件のカードゲームです。
「むかーしむかし」
そう、昔話やおとぎ話の導入。
このゲームは手札でオリジナルの物語を紡いでいく変わったカードゲームなのです。
プレイヤーにはそれぞれ「おひめさま」「森」といった人物や場所などを表すカードと(スクショ上部)、一枚の結末カードが配られます(スクショ下部)。
プレイヤーは最初に提示された導入にカードをかぶせ、ワンセンテンスの物語を紡ぎ、自分の持つ結末へと導いていくのです。
これがめちゃくちゃ面白いんです。
4,5人くらいでプレイするのをおすすめします。
もう物語がとんでもないことになる。
例えば『そして盗まれていたものを、もとの持ち主に返しました』という結末に繋げたいので、途中で大切なものを人物に盗ませるとしましょう。
なんとか次の自分のターンまで持ちこたえてくれるかもしれない。
しかし大体途中で誰かほかの登場人物が壊すだの、無くすだの、実はそれは呪われたアイテムだったなど、思い描いていたはずの筋書きは往々にして無残な姿になります。
でもそれが面白い。
予想外の展開にもっていかれても慌てないで。
なんとか手持ちで軌道修正できないだろうか。
臨機応変に対応できないだろうか。
っていうかよくそんな展開思いついたなめっちゃおもろいやんけ。
このゲームの勝利条件である手札を全て無くし、結末を語ることですが、その結末への持っていき方でいいかの判断は卓を囲んでいるプレイヤーに委ねられています。
あまりにくるしいオチの付け方なら納得してくれないでしょうし、逆に納得さえさせればいいのです。
今までの伏線を拾ったすっきりする終わりでもいいし、急展開だけれど面白いからOK!と周りを納得させられる終わりでもいい。
プレイのたびに唯一無二の物語が紡がれます。
現在は基本パックの他に拡張パックも登場。欲しいなあ。
イエローサブマリンのようなアナログゲームを取り扱うショップや(TRPGコーナーや卓ゲコーナーに置かれていることが多い)、ネット通販で手に入ります。
ゲームも面白いし、インテリアとしても可愛い。
気になったらぜひ~。